白龍の力

ある時、人間の「恐怖」を食べるトカゲ人間が、
『目に見えない存在が悪さをしている』という意識を植え付け、
人々を恐怖に陥れました。

 
『目に見えない悪さをする存在』に怯えた人々は家に閉じこもり、
不安と恐怖の世界へと変わっていきました。


少女はその『目に見えない悪さをする存在』に惑わされている光景を見て


「『目に見えない存在が悪さをしてくる』という人々の意識を、

 
 『目に見えない存在が守ってくれている』と、

 
 その存在の守る力は、一人よりも二人、二人よりも三人と

 人々が大勢集まる事で高まる」


 という智慧を出しました。

 


その智慧を食べた白龍は、

「人々が安心感と幸福感に満たされるように」

世界中で人々に影響を与える職業に就いている人間の意識へ入り込み、
時に夢の中に潜り込み、

「一人よりも二人、二人よりも三人と
 人々が大勢集まる事で
 『目に見えない存在が守ってくれる力が高まる』」と、

メッセージを与え続けました。


すぐさま、世界中に影響を与える職業に就いている人々は
SNSやメディアを使って自分が体験した事を話し始めた後、

同じタイミングで他の国の人達に自分と同じことが起きたことを知り、

 

何かのサインだと気付き、お互いに連絡を取り合いました。


そして、

一般の人々の観るもの・聴くものの中に
『自分達は目に見えない存在に守られている』という意識を植え付けるように
まずは身近な音楽や映像を使って、
世界中の影響力を持った人達が力を合わせて発信しました。
 

一般の人々はその映像や音楽を観て聴いた後に、

「なんとなく」安心感が出てきて
閉じこもっていた家から外へと出て行きました。

 

「待っていました!」と大きな口を開けたトカゲ人間は、
知らない内に植えつけられた一般の人達の智慧の玉を間違って食べてしまい、


過去に起きた白龍と同じように、苦しみ悶え続け最後には動けなくなりました。

 

一般の人々は知らない内に植え付けられていた恐怖心がなくなり、

 

『目に見えない存在に守られている』という安心感を持ったまま
外へ出た一般の人々は、久しぶりの爽快感を味わい、
外で伸び伸びとお日様の光を浴びて過ごしました。

 

トカゲ人間達は、白龍の時と同じように
時間が経つとともに、脱皮の時期が訪れた後にトカゲから青い龍の姿へ変わりました。
 

お腹を空かせた小さい青い龍達があちこち飛び回っているのを見た白龍は、

小さい青龍が智慧がたくさん食べれるように、
少女と同じように智慧が出るようにと、
他の人間の意識へ「希望が湧く思考」を囁きかけていきました。

 

また、白龍はお腹を空かせた小さい青い龍達に

人間から出た「恐怖」ではなく、「光り輝く智慧の玉」を食べると

不思議な幸福感・明快・爽快感に満たされることを教えました。

 

白龍に言われた通りに小さい青い龍達は、世界中の人々の元へ飛んで行き、

光り輝く智慧の玉を食べては、あまりの美味しさに喜び、

 

お腹がいっぱいになるとともに未来を見通す力がつき、身体が大きく、

色も青から白へ変化していきました。

 

そして、白龍達は世界中の人達が光り輝く智慧が湧くように
頭の中へ自分の持っている高い知識を囁き、
 

自分の持っている能力も与えながら空の上から
世界中の人々を守る事を誓いました。

 

こうして、世界は光り輝く智慧を出す人間が溢れ、
その光り輝く智慧の玉を食べる白龍達が人間を守り、
さらに高い能力が付くようにと人間を進化させていき、

 
平和と幸福に満ちた生活の世界へと変化していきました。

 

2021/1/30 12:11:49 ブログ記事